

内申点が40でした!45まであと5点なら、僕の通知表にもラスボスが見えてきました!

まず40は、きちんと喜んでいい高い数字だよ。ラスボス戦の前にセーブするくらいの価値はあるね(笑)。

でも、内申点40ってオール4なんですか?どの高校を狙えるのかも気になります。

45点満点の40なら平均は約4.44。ただし教科の内訳や地域の換算方法で、受験での見え方は変わるんだ。順番に整理しよう!
【今回の真実】
45点満点の内申点40は、評定平均約4.44の高い数字です。ただし「40」だけでは教科の内訳も合格圏も決まりません。まず分母と内訳を確かめ、次に守る教科と上げる教科を分けましょう。
①内申点40はどのくらい?45点満点なら高い
②平均4.44でも教科の内訳は一つではない
③最初に「40の分母」を確認しよう
④内申点40だけで偏差値や合格校は決まらない
⑤40から先は「守る教科」と「上げる教科」を分ける
⑥内申点40を次の行動へつなげよう
①内申点40はどのくらい?45点満点なら高い

結論からいきましょう。
中学校の9教科を5段階で評価し、そのまま足した45点満点の数字なら、内申点40は評定平均約4.44の高い成績です。
計算は「40÷9=約4.44」です。
オール4なら4×9=36ですから、40はオール4より4点高い位置にあります。
文部科学省の指導要録では、評定4は「十分満足できる」、5はそのうち「特に程度が高い」状況とされています。
つまり40は、ほとんどの教科で十分満足できる水準に届き、いくつかの教科ではさらに高い評価を得ていると読むのが自然です。
ただし、ここで「上位何%」「偏差値はいくつ」とまでは断定できません。
学校の評定と模試の偏差値は、そもそも測っているものが違うからです。
②平均4.44でも教科の内訳は一つではない

内申点40と聞くと、「5が4教科、4が5教科」と考える人が多いでしょう。
実際、5×4+4×5=40なので、これはわかりやすい組み合わせです。
しかし、40の内訳は一つではありません。
たとえば「5が5教科、4が3教科、3が1教科」でも、25+12+3=40になります。
合計は同じでも、前者は全教科が4以上、後者は得意教科が強い一方で3の教科が残っています。
だから合計40を見たら、次に9教科の内訳を見ることが大切です。
ここが、次の作戦を決める分かれ道になります。
全教科が4以上なら、4の中から5に近い教科を探す作戦が考えられます。
3があるなら、その教科を安定させることが、内申全体を守るうえでも重要です。
指導の場でも、合計点だけを見て「あと1点上げたい」と考えていたものの、教科別に並べると、先に守るべき教科が見つかることはよくあります。
せっかくの40ですから、ただ眺めて終わるのはもったいないです。
40はゴールの数字ではなく、次の作戦を立てるための見取り図なんですね。
③最初に「40の分母」を確認しよう

同じ「内申点40」でも、45点満点とは限りません。
日常会話では、通知表を単純に足した素内申も、入試用に換算した数字も、まとめて内申点と呼ばれることがあるからです。
たとえば東京都立高校の令和8年度入試案内では、5教科の学力検査を行う場合、国語・数学・英語・社会・理科の評定は1倍、実技4教科は2倍して、65点満点の調査書点のもとになる数字を出します。
この仕組みでは、40点は「40÷45」の40点とは意味が違います。
ですから、数字を見たら次の三つを確認してください。
●45点満点の素内申なのか
●都道府県の方式で換算した数字なのか
●何年生の成績を使った数字なのか
「40点」だけでなく「40点/何点満点か」までセットで見ると、数字の取り違えを防げます。
受験に使う計算方法は地域・年度・選抜方法で変わります。
最終確認は、受験年度の教育委員会の入試案内と志望校の募集要項で行いましょう。
④内申点40だけで偏差値や合格校は決まらない

内申点40なら偏差値はいくつですか、どの高校へ行けますか、という疑問もありますよね。
ここは期待を持たせるために曖昧にせず、はっきりお伝えします。
内申点40だけから、本人の偏差値や合格できる高校を全国共通で決めることはできません。
内申点は学校での学習状況を表す数字で、偏差値は模試を受けた集団の中での位置を表す数字だからです。
さらに高校入試では、内申を使う学年、実技教科の倍率、学力検査との比率が地域や学校によって異なります。
検索で見つけた「内申40で狙える高校一覧」が別の地域や古い年度のものなら、そのまま自分へ当てはめることはできません。
志望校との距離を見るときは、次の三つを並べましょう。
●最新の地域ルールで換算した内申点
●同じ地域の高校受験向け模試の判定
●志望校の過去問で取れた点数
内申40は強い材料ですが、一枚だけで合否を決めるカードではありません。
三つをそろえると、「内申は足りているが当日点が課題」「模試は届いているが推薦基準を確認したい」というように、やるべきことが具体的になります。
⑤40から先は「守る教科」と「上げる教科」を分ける

内申点40まで取れている生徒ほど、「全部もっと頑張ろう」とすると苦しくなります。
高い評価を9教科で維持しながら、さらに上を狙う必要があるからです。
そこで、通知表を次の二つに分けてください。
守る教科
5がついている教科や、最近4へ上がった教科です。
次の評価でも続けるべき提出方法、テスト勉強、実技や発表への取り組みをメモします。
上げることばかり考えて、取れていた5が4へ下がったら合計は増えません。
まず再現したい行動を一つ残しておきましょう。
上げる教科
4の教科を全部選ぶのではなく、一教科に絞ります。
通知表の「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」のうち、どこに改善の余地があるかを確認しましょう。
評価の決め方は学校が定めるため、ネットの「何点なら5」という表を信じ切るのは危険です。
教科担当の先生へ「5に近づくには、三つの観点のどこを、次のどの課題で改善するとよいですか」と聞くと、行動へ落とし込みやすくなります。
これは評価を上げてもらうお願いではなく、学び方を正しく直すための質問です。
3の教科がある場合は、5を増やす作戦だけでなく、その3を4へ近づける作戦も比べてください。
40からの一歩は、9教科一斉ではなく「一教科・一観点・次の一機会」に絞るのが現実的です。
⑥内申点40を次の行動へつなげよう

45点満点の内申点40は、平均約4.44の高い成績です。
まずは、ここまで積み上げた努力をきちんと認めてください。
そのうえで、数字を眺めて終わらせず、次の順番で確認しましょう。
①40の分母と対象学年を確認する
②9教科の内訳を並べる
③内申・模試・過去問で志望校との距離を見る
④守る一教科と上げる一教科を決める
大切なのは、40が高いかを確かめるだけでなく、次にどの教科で何をするかまで決めることです。
内申は自分の価値を決める数字ではありませんが、これまでの学び方を見直す資料にはなります。
40まで来たからこそ、焦って全部を変える必要はありません。
取れている評価を守りながら、次の一教科を丁寧に動かしていきましょう!




評定平均は約4.44
オール4の36点より4点高い
4と5が中心になることが多い高評価