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不登校の高校生、進路はどうなる?選択肢と親の関わり方を解説

ステママ
うちの子が高校で不登校になっちゃって…。この先どうすればいいのか、不安で夜も眠れないんです。
野口塾長
夜も眠れないのは大問題ですね。まずはお母さんが寝ましょう(笑)。でも不登校からの選択肢って、意外といろいろあるんですよ。
ステママ
え、そうなんですか?大学なんて無理じゃないか、就職もできないんじゃないかって不安で…。
野口塾長
わかりました、では今回は不登校からの進路について網羅して解説しますね!

【今回の真実】

不登校になったからといって、進路が閉ざされるわけではありません。
大学進学も、社会に出てからの活躍も十分に可能です。
ただし、後悔のない進路を選ぶためには「自分は何に向いているのか」「何のためなら頑張れるのか」を生徒自身が見つけることが大切!

①不登校の高校生でも、進路はちゃんとある!

まず最初にハッキリお伝えしたいことがあります。

不登校だからといって、将来が真っ暗…なんてことは絶対にありません。

「このままで大丈夫なのだろうか」「将来ちゃんと自立できるのだろうか」と不安に思う気持ちはよくわかります。
私も塾長として、不登校のお子さんを持つ保護者の方からたくさんの相談を受けてきました。

でも、断言します。

不登校を経験しても、大学に進学する道はありますし、社会に出て立派に活躍することも十分に可能です。

実際、私の知り合いにも元不登校でありながら、今ではとある大きな塾の塾長として活躍している人がいます。
不登校だったからといって、根本的な能力や人間力が劣っているわけでは決してないんです。

大切なのは、「自分に合った進路」を見つけること

そして、進路の選択肢は皆さんが思っている以上にたくさんあります。

この記事では、不登校の高校生が選べる進路を「今の高校をどうするか」「高卒資格をどう取るか」「卒業後どう進むか」という3つの段階に分けて、詳しく解説していきます。

②今の高校をどうする?3つの選択肢

不登校になったとき、まず考えるべきは「今通っている高校をどうするか」ということですね。

大きく分けて3つの選択肢があります。

選択肢A:今の高校で卒業を目指す

不登校の状態から、今の高校に復帰して卒業を目指すパターンです。
ここで気になるのが「出席日数」と「単位」の問題ですよね。

全日制高校の場合、一般的に各科目の授業の3分の2以上の出席が単位取得の条件になっていることがあります。
また、学年制の高校では1科目でも単位を落とすと留年の危機に。

ただし、学校によっては以下のようなサポート体制が用意されていることもあります。

・保健室登校、別室登校
・補習や課題提出による出席日数のカバー
・スクールカウンセラーとの面談

まずは担任の先生や学年主任に相談して、「卒業するために何が必要か」を具体的に確認してみましょう。休学という選択肢もあります。

選択肢B:通信制高校への転校

今の高校が合わないなら、通信制高校への転校(転入・編入)も有力な選択肢です。

通信制高校の特徴は、なんといっても自分のペースで学習できること。
毎日登校する必要がなく、レポート提出やオンライン授業が中心です。
スクーリング(対面授業)は月1〜2回、あるいは年間数日程度という学校もあります。

「集団生活が苦手」「朝起きるのがつらい」「人間関係で疲れてしまった」という場合には、通信制高校が向いているかもしれません。

また、通信制高校の多くは単位制を採用しています。
学年制と違って、ある科目の単位を落としても留年にはならず、翌年その科目だけ取り直せばOK。
精神的なプレッシャーが少ないのも魅力ですね。

注意点としては、自宅学習が中心になるため、自己管理が求められること。
サポート体制が充実している学校を選ぶことが大切です。

選択肢C:定時制高校への転校

定時制高校は、もともと働きながら学ぶ人のために作られた高校です。

最近は「午前部・午後部・夜間部」など複数の時間帯から選べる多部制の学校も増えています。
全日制のように朝から夕方まで拘束されないので、自分のリズムに合わせやすいのがメリットです。

通信制との違いは、基本的に毎日登校するという点。
「完全に一人で勉強するのは不安」「ある程度は学校に通いたい」という場合は、定時制のほうが合っているかもしれません。

 

どの選択肢がベストかは、生徒さんの状態や性格によって異なります。
「今の学校で頑張れそうか」「環境を変えたほうがいいのか」を、本人の気持ちを聞きながら一緒に考えていきましょう。

③高卒認定試験という選択肢

高校を中退した場合、あるいは高校に通わずに高卒資格を得たい場合は、高卒認定試験(旧・大検)という選択肢があります。

高卒認定試験とは?

正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」。
これに合格すると、高校を卒業した人と同等の学力があると認められます。
大学・短大・専門学校の受験資格が得られますし、就職の際にも「高卒同等」として扱われることが多いです。

メリット

◆最短で高卒資格(同等)を取得できる:年2回(8月・11月)試験があり、早ければ数ヶ月で合格可能
◆自分のペースで勉強できる:学校に通う必要がない
◆費用が安い:受験料は数千円程度

デメリット

◆「高卒」ではなく「高卒認定」:履歴書には「高卒認定合格」と書くことになり、厳密には高校卒業とは異なる
◆自力での勉強が必要:学校のサポートがないため、計画的に進める必要がある
◆学校生活の経験が得られない:友人関係や行事などの体験はできない

難易度は?

試験科目は8〜10科目(選択による)で、難易度は中学〜高校基礎レベル。
しっかり対策すれば合格は十分可能です。

過去問を中心に勉強するのが王道。
独学でも合格できますが、不安な場合は高卒認定対策の塾やオンライン講座を活用するのも手です。

ステラオンライン塾でも、不登校生徒さんのサポートをばっちりやらせていただいてます!
お気軽にご連絡下さい♪

通信制と高卒認定、どっちがいい?
「高校卒業」という肩書きにこだわるなら通信制高校!
「とにかく早く次のステップに進みたい」なら高卒認定。
生徒さんの状況や、その先の進路(大学進学か就職か)によって判断しましょう。

④高校卒業後の進路:大学・短大・専門・就職

高卒資格(または高卒認定)を取得したあとの進路についても整理しておきましょう!
「不登校だったから大学には行けない」なんてことはありません!
それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。

4年制大学

■特徴
4年間かけて専門分野を深く学ぶ。学歴としては最も評価されやすい。

■メリット
・就職の選択肢が広がる
・専門知識を深く学べる
・大学生活を通じて視野が広がる

■デメリット
・学費が高い(私立で年間100万円以上かかることも)
・4年間という時間がかかる
・受験勉強が必要

■入試方式の選択肢
不登校経験があっても、入試方式によってそれぞれのチャンスがあります。

・一般入試:学力試験で勝負。出席は重要ではないケース多い。調査書(内申)の影響は大学によって異なる。
・総合型選抜(旧AO入試):面接や小論文、活動実績で評価。卒業できる見込みがあれば受験可能。不登校中の経験や活動を語れれば可能性あり。
・学校推薦型選抜:通信制高校からでも推薦枠がある大学は多い。

短期大学(短大)

■特徴
2年間で専門分野を学ぶ。4年制大学より短期間で社会に出られる。

■メリット
・2年間で卒業できる
・学費が4年制大学より抑えられる
・実践的なスキルが身につく分野も多い

■デメリット
・就職先によっては4年制大学卒と差がつくことも
・学べる期間が短い

■向いている人
・早く社会に出たい
・明確に学びたい分野がある(保育、栄養、医療事務など)
・4年間は長いと感じる

専門学校

■特徴
特定の職業に直結したスキルを2〜3年で学ぶ。

■メリット
・就職に直結する実践的なスキルが身につく
・同じ目標を持った仲間ができる
・資格取得を目指せる分野が多い

■デメリット
・学ぶ分野が限定される(途中で興味が変わると大変)
・学校によって質の差がある

■向いている人
・やりたいことが明確に決まっている
・座学より実践で学ぶほうが好き
・早く手に職をつけたい

就職

高校卒業後、進学せずに就職するという選択肢もあります。

■メリット
・早く社会経験を積める
・自分でお金を稼げる
・実践の中で成長できる

■デメリット
・高卒と大卒で給与や昇進に差が出ることがある
・選べる職種が限られる場合がある

不登校だったことが就職に直接影響するかというと、正直なところ「会社による」としか言えません。
ただ、面接で不登校の経験をどう語るか、そこから何を学んだかを伝えられれば、むしろプラスに評価されることもあります。

すぐに方向性が見つからなくても大丈夫!

「やりたいことがわからない」「将来のイメージが湧かない」という状態で焦って進路を決める必要はありません。
その場合は、比較的ストレスの少ない通信制大学や短大、専門学校を選んで、学びながらゆっくり方向性を探すという手もあります。
大切なのは、本人が納得できる道を選ぶこと。
親が先回りして決めてしまうのではなく、一緒に考えていく姿勢が重要です。

ちなみにステラオンライン塾では、生徒さんの持っている特性・才能や、好きなこと・興味のあることを掛け合わせて、
その生徒さんが『心からこうなりたい!と思える未来像』を構築するコーチングを行っています!

将来に意識が向くと、それだけでも勉強のモチベーションにつながります。

お問い合わせいただければ無料面談内でできますので、お気軽にご連絡下さい♪

 

 

⑤子どもが進路に向き合わない…どうすればいい?

「進路の選択肢が色々あるのはわかった。でも、うちの子は進路のことを考えようともしない…」
そんな悩みを抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。

なぜ進路に向き合えないのか?

不登校の状態にあるお子さんは、心のエネルギーが枯渇していることが多いです。
「将来のことを考える余裕がない」「考えると不安になるから考えたくない」という心理は、ある意味自然な反応とも言えます。

また、学校に行っていれば周囲の友達が受験モードになったり、先生から進路指導を受けたりして、半強制的に「将来」について考える機会がありますよね。
でも不登校だと、そういった外部からの刺激が少ないので、なかなか進路に意識が向きにくいんです。

大切なのは「目的」を見つけること

私がこれまで多くの生徒を見てきて確信しているのは、「何のためなら頑張れるか」という目的が見つかると、人は動き出すということです。

元不登校でも社会に出て活躍している人たちに共通しているのは、「自分が何に向いているか」「本心では何を望んでいるか」をちゃんと自覚していること。
そして、「このためだったらエネルギーを使える!」という方向性を見つけていることです。

逆に言えば、目的もなく「とにかく勉強しなさい」「進路を決めなさい」と言っても、響かないのは当然なんですね。

親にできること

では、親としてどう関わればいいのか。
まずは、お子さんの興味や得意なことに目を向けてみてください。

「何をしているときが楽しそう?」
「どんなことを褒められたことがある?」

日常の会話の中で、さりげなく聞いてみる。
すぐに答えが返ってこなくても、お子さん自身が「自分は何が好きなんだろう」と考えるきっかけになります。

そして、「こうなりたいから頑張る」という勉強の目的を一緒に探すこと。

不登校の状態では、学校のように宿題や定期テストで半強制的に勉強させられる機会がありません。
だからこそ、自分の意志で勉強を進めるためには「目的」が必要んです。

⑥親の関わり方・声かけのコツ

最後に、不登校のお子さんへの関わり方について、いくつかポイントをお伝えします。

「しなさい」ではなく「どうしたい?」

「勉強しなさい」「進路を決めなさい」と言いたくなる気持ちはわかります。

でも、これは逆効果になることが多いです。
特に高校生は自我が確立してくる時期。
頭ごなしに言われると、反発したくなるのが自然な反応です。

代わりに、「どうしたい?」「何か手伝えることある?」と聞いてみてください。

答えが返ってこなくても大丈夫。
「あなたの意思を尊重したい」というメッセージが伝わることが大切なんです。

焦りは禁物

「周りの子はもう進路を決めているのに…」
「このままじゃ間に合わない…」

保護者の焦りは、必ずお子さんに伝わります。
そしてその焦りは、お子さんをさらに追い詰めてしまうことがあります。

進路の選択肢は複数あります。
今の時点で決まっていなくても、道が閉ざされるわけではありません。

「大丈夫、なんとかなる」という姿勢で、どっしり構えていてください。

まず心のケアが必要なケースもある

お子さんの状態によっては、進路の話をする段階ではない場合もあります。

心身ともに疲弊している状態で将来の話をされても、余計に苦しくなるだけ。
まずはゆっくり休んで、エネルギーを回復することが先決です。

「今は進路よりも、心の回復が優先だな」と判断したら、無理に進路の話を持ち出さないことも大切な選択です。

⑦まとめ

不登校の高校生の進路について、3つの段階に分けて解説してきました!

【今の高校をどうするか】
・今の高校で卒業を目指す
・通信制高校への転校
・定時制高校への転校

【高卒資格をどう取るか】
・高校卒業
・高卒認定試験

【高校卒業後の進路】
・4年制大学
・短大
・専門学校
・就職

選択肢はたくさんあります。

そして何より大切なのは、生徒さん自身が「自分はこうしたい」と思える道を見つけることです。

もしお悩みでしたら、ぜひステラオンライン塾までご連絡下さい!
不登校の生徒さんにもばっちり合わせて指導させていただきます♪