塾で伸びなかったなら。本当に上がる方法教えます。
オンライン家庭教師 ステラ
勉強お役立ちコラム

高2英語は定期テスト用と受験用の2本立て!1つの英文で弱点を見つける

学校の定期テスト用と大学受験用に英語の教材を二つのファイルへ分けている高2の女子生徒

ステコ
ステコ

高2の英語、単語帳も文法問題集も長文も全部必要に見えます。全部を同時に開けば、勉強したことになりますか?


野口先生
野口先生

机はにぎやかになりますが、頭の中まで整理されるとは限りません(笑)。まず学校の点を上げたいのか、受験の土台を作りたいのかを分けましょう。


ステコ
ステコ

両方です!欲張りでしょうか?


野口先生
野口先生

大丈夫。二つを同じ勉強で済ませようとせず、学校用と受験用の二本に分ければ両立できますよ。

【今回の真実】

高2英語は、全員が同じ一冊から始める教科ではありません。学校の成績を守る勉強と、受験へ向けて弱点を埋める勉強を分け、単語・文法・読解のどこで止まるかによって順番を決めましょう。

 

①高2英語は目的を二つに分ける

学校用と受験用に分けた二つの学習ボックスを並べた机の上

「高2英語は何を勉強すればいいですか?」への答えは、まず目的を分けることです。
学校の定期テスト対策と、大学受験へ向けた基礎固めは、重なる部分があっても同じではありません。

定期テストでは、教科書本文、授業プリント、指定単語、学校の問題集など、範囲が決まっています。
一方の受験勉強では、今の学年より前にできた穴も含めて、初見の英文を読める力へつなげる必要があります。

ここを混ぜると、学校の提出物が終わらないまま受験参考書を眺めたり、教科書の丸暗記だけで模試に挑んだりしやすくなります。

最初に作る二つの箱

●学校用:次の授業・小テスト・定期テストに必要なこと
●受験用:単語・文法・英文解釈・長文・リスニングの弱点補強

高校の英語は、学校や教科書によって扱う順序が前後します。
「高2なら全員ここ」と決めつけず、学校の年間予定と今使っている教材を先に確認しましょう。

 

②まず一つの英文で弱点を見つける

英語の問題プリントを一文ずつ鉛筆で追い、色付きの付箋で止まった場所に印をつけている高校生の手元

教材を買い足す前に、返却された模試や実力テストから、間違えた長文を一つ選んでください。
そして、時間を気にせず一文ずつ読み直します。

大切なのは「長文が苦手」で終わらせず、最初に止まった場所を見つけることです。

●知らない単語が多くて意味がつながらない
●単語は分かるのに、主語と動詞を見つけられない
●一文ずつなら読めるが、段落の要点をまとめられない
●読めるけれど、時間内に終わらない
●文字なら分かる表現を、音で聞くと分からない

最初の項目なら単語、二つ目なら文法と英文解釈、三つ目以降なら読解量や読み方、音への慣れが主な課題です。
もちろん複数に当てはまっても構いませんが、最初の一週間は一番手前の原因から直します。

1000人以上を指導していると、「英語が全部分からない」と相談に来た生徒さんが、一文ずつ確認すると単語はかなり分かっていた、ということがあります。
その場合、単語帳を最初から増やすより、文の骨組みを取る練習へ進むほうが課題に合っています。

 

③定期テストは学校教材を中心にする

放課後の教室で学校の英語ワークを自力で解いている制服姿の高校生

学校の点数を上げたいなら、最優先は範囲表と学校教材です。
市販教材は、学校教材を一度自力で解いた後に、足りない練習を補うために使います。

テスト範囲が発表されたら、「提出する」「覚える」「自力で使う」の三つに分けましょう。

提出する

学校のワークや課題は、答えを写して埋めるのではなく、締切より前に一度解き終えます。
間違いに印を付ければ、そのまま復習リストになります。

覚える

単語や熟語は、英語を見て日本語が言えるだけで終えません。
教科書本文の音声が使えるなら、音を聞く、声に出す、つづりを書くところまで確かめます。

自力で使う

文法は選択肢の記号を覚えるのではなく、「なぜその形になるのか」を短く説明します。
英作文は模範解答を読んだ後、閉じてもう一度書けるかを試してください。

学校のテストは出題のされ方に違いがあります。
前回の答案も並べ、教科書本文、文法問題、初見問題、リスニングのどこで失点したかまで見れば、次の優先順位がはっきりします。

 

④受験勉強は単語・文法・読解をつなぐ

屋外のベンチでヘッドホンを使い、英語の音声を聞きながら教材を読んでいる高校生

受験向けの勉強は、単語、文法、読解を別々の島にしないことが大切です。
基本の順番は、単語と文法を確認しながら、短い英文で使い方を確かめ、少しずつ長文へ進む形です。

単語と文法がまだ不安なら基礎を優先し、説明できるなら英文解釈と長文へ時間を移します。

文部科学省の高等学校学習指導要領解説では、英語コミュニケーションの学習を、聞く・読む・話す・書くに関わる領域を結び付けて進める考え方が示されています。
大学入学共通テストの英語もリーディングとリスニングで実施されるため、読む練習だけに寄せすぎないことが大切です。

一つの英文を使い切る順番

①意味を知らない単語を確認する
②主語・動詞と文のまとまりを取る
③段落の要点を一文でまとめる
④音声を聞き、まねして音読する
⑤内容について一文の英語で答える

単語カード・文法のブロック・長文のページ・リスニングが一本の流れでつながることを示した図解

この流れなら、一つの英文を語彙、文法、読解、リスニング、表現へつなげられます。
最初から難しい長文を選ばず、解説を読めば納得でき、翌日にもう一度読める程度から始めましょう。

 

⑤一週間を二本立てで回す

学校用と受験用を二色の付箋で書き分けた一週間の予定表と部活のバッグ

部活や学校行事で忙しい高2生ほど、毎日すべてをやろうとしないことです。
学校用と受験用を一週間の中に別々に置きます。

一週間の回し方の例

●平日:学校の予習・復習と小テスト準備を先に行う
●平日の短い時間:受験用の単語や音声に触れる
●休日:文法の弱点補強と英文読解をまとめて行う
●週末の最後:間違えた問題だけを再テストする

これは全員共通の時間割ではなく、予定を作るための型です。
定期テスト前は学校用を厚くし、テスト後は受験用へ戻せば構いません。

続けるコツは、時間だけでなく「何ができたら終了か」を決めることです。

「英語を一時間」では終わりが曖昧です。
「学校ワークを二ページ解いて直す」「昨日間違えた単語だけ再テストする」のように、行動で区切りましょう。

 

⑥高2のうちに自分の型を作ろう

ノートと教材を持って明るい校舎の階段を上がっていく制服姿の高校生

高2英語で本当に作っておきたいのは、参考書の山ではなく、自分の間違いから次の勉強を決める型です。

答案を見る。
どこで止まったかを分ける。
学校用と受験用から一つずつ課題を選ぶ。
一週間後に、同じ問題を答えなしで試す。

この流れができれば、点数が思うように伸びない時も、やみくもに教材を増やさずに済みます。

英語が苦手だからといって、全部を最初からやり直す必要があるとは限りません。
止まる場所が一つ分かれば、今日やることも一つに絞れます。

高2の今なら、学校の英語を守りながら、受験の弱点も一つずつ直していけます。
まずは今日、直近の答案から一つの英文を選び、最初に止まる場所を確かめてみてください!

 

\ 全国対応の丁寧な1対1授業! /