



【今回の真実】
高1の進研模試は、誰でも使える公式の過去問公開ページを探し続けるより、まず学校の先生や進路指導室へ確認するのが現実的です。入手できなくても、既習範囲の基礎を時間内に再現する練習で十分に準備できますよ。
①高1進研模試の過去問はどこで入手できる?
②学校で過去問を探す安全な3ステップ
③ネットの転載画像や売買には注意しよう
④過去問を入手できたら4段階で使う
⑤過去問がなくてもできる高1の対策
⑥受験後の問題を次の模試へつなげよう
①高1進研模試の過去問はどこで入手できる?
結論から言うと、最初に確認する場所はネットではなく、通っている高校です。
「見つからなかったら準備できないのでは?」と心配しなくて大丈夫です。
過去問は形式を知る一つの手段であって、対策のすべてではありません。
担任の先生、英語・数学・国語の教科担当、進路指導室の順に聞いてみましょう。
学校によっては、以前の問題を校内で保管していたり、模試前の演習として先生が扱ったりすることがあります。
ただし、学校ごとに保管や利用の方針は違うため、「どの学校にも必ずある」とは言えません。
なお、高1生が普段「進研模試」と呼んでいるテストについて、ベネッセの公式案内では、高1から高2の1月までを「ベネッセ総合学力テスト」と説明しています。
検索するときは「進研模試」だけでなく、「ベネッセ総合学力テスト 高1」と公式名称でも確認すると情報を探しやすくなります。
2026年8月14日に公式サイトを確認した範囲では、高1向けの過去問を誰でもダウンロードできる公開アーカイブは見つかりませんでした。
これは「過去の問題がどこにも残っていない」という意味ではなく、一般公開を探し続けるより、学校で利用できるかを尋ねるほうが早いということです。
②学校で過去問を探す安全な3ステップ
「先生に何と聞けばいいの?」と迷う人は、次の順番で進めてみて下さい。
ステップ1 受験する回と名称を確認する
まず、学校の年間予定や模試案内を見て、7月・11月・1月のどの回を受けるのか確認します。
日程や扱いは学校によって違うため、案内が見つからなければ担任の先生に聞けばOKです。
ステップ2 先生か進路指導室へ聞く
「今度の高1ベネッセ総合学力テストに向けて、学校で使える過去の問題や練習資料はありますか?」と聞けば、目的も伝わります。
「過去問を下さい」だけで終わらず、模試の準備に使いたいと一言添えるのがポイントです。
ステップ3 利用条件も一緒に確認する
借りられるのか、校内で閲覧するのか、コピーしてよいのかを先生に確認しましょう。
問題だけでなく、解答・解説も一緒に見られるか聞いておくと、解いた後の復習まで進められます。
③ネットの転載画像や売買には注意しよう
検索すると、問題用紙の画像、解答らしき投稿、個人間の売買ページが見つかることがあります。
しかし、出所が分からない資料は、全ページがそろっているか、年度や学年が合っているか、解答が正しいかを確認できません。
文化庁の著作権テキストでは、著作者には複製権や公衆送信権があり、許諾のないアップロードは受信される前でも権利侵害になると説明されています。
個々の投稿について高校生が適法かどうかを見分けるのは難しいため、権利者の許諾を確認できない問題画像のダウンロードや交換には近づかないのが安全です。
また、過去問を事前に覚えて本番の得点だけを上げても、今の実力や苦手分野を正しく測りにくくなります。
模試は「高い点を演出するイベント」ではなく、次に直す場所を見つける機会です。
入手ルートが安全か、学力を伸ばす使い方になっているかの二つをセットで考えましょう。
④過去問を入手できたら4段階で使う
過去問が手に入ったら、最初から答えを見ながら解くのはもったいないです。
次の4段階で使ってみましょう。
●採点後、失点を「知識不足・解き方・時間不足・ミス」に分ける
●最も多かった原因から、教科書や学校教材へ戻って直す
●数日空け、間違えた問題だけを何も見ずに再テストする
大切なのは、点数よりも「なぜ取れなかったか」です。
例えば英単語を知らなかったなら暗記へ戻り、数学の方針が浮かばなかったなら類題で解き方を再現します。
解けたのに時間切れだったなら、時間を区切った演習が必要です。
指導をしていると、問題を何年分も集めたところで安心し、丸つけの後に進めなくなる生徒さんがいます。
これは珍しいことではありません。
でも、1年分を解きっぱなしにするより、間違いを自力で解けるまで戻すほうが次の得点につながります。
過去問はコレクションではなく、弱点を見つける道具として使って下さいね。
⑤過去問がなくてもできる高1の対策
過去問が見つからなくても、焦らなくて大丈夫です。
まず学校から配られた模試案内で範囲と時間を確認し、案内がなければ先生に「どこまでが対象になりそうですか」と聞きましょう。
対策の中心は、特別な裏技ではなく、これまでに習った内容を自力で答えられる状態へ戻すことです。
英語は、習った単語と文法を見て分かるだけで終えず、日本語から英語へ直したり、短い文章の中で意味を判断したりします。
数学は、公式を眺めるだけでなく、教科書や学校問題集の基本問題を途中式から再現します。
国語は、現代文で答えの根拠となる箇所を探し、古文・漢文は学校で学んだ語句や決まりを確認します。
新しい参考書を何冊も増やすより、学校教材の間違えた問題を選んで解き直すほうが、短期間の準備では迷いが減ります。
最後に、教科ごとに時間を区切って一度通して解けば、「知っているのに間に合わない」という課題も見つけられます。
2026年度のベネッセ公式案内には、高1生推奨の7月・11月・1月のオンライン方式が掲載されています。
ただし、これは過去問集ではなく、現在の模試を受験する選択肢です。
さらに、在籍する学校で同じ模試を受ける、または受ける予定がある場合は申し込めません。
学校の予定を確認してから判断して下さい。
⑥受験後の問題を次の模試へつなげよう
今回の模試を受け終えたら、問題用紙と自分の解答、解答解説を学校のルールに従って一緒に保管しましょう。
受験直後に、迷った問題や時間が足りなかった大問へ印を付けておくと、返却後の復習が楽になります。
そして、点数や偏差値を見て一喜一憂する前に、間違いを原因別に分けます。
次の1週間で直す単元を一つか二つに絞れば、模試が「受けて終わり」になりません。
いちばん価値のある過去問は、これから受ける一回を丁寧に残し、解き直した問題です。
形式を知るための準備も大切ですが、本当の目的は現在地を知り、次の勉強を変えることにあります。
過去問が見つかった人も、見つからなかった人も、やるべきことは同じです。
既習範囲の穴を見つけ、自分で解けるところまで戻す。
この積み重ねなら、高1の今からしっかり前へ進めますよ!








