塾で伸びなかったなら。本当に上がる方法教えます。
オンライン家庭教師 ステラ
勉強お役立ちコラム

成績上がる塾の見極めは体験授業!持参する3点と聞く5つの質問

塾の面談席で、保護者と制服姿の生徒が、塾スタッフの示すタブレットの成績推移グラフを一緒に見ている様子

ステママ
ステママ

「成績が上がる塾」と看板に書いてある所へ行けば、もう安心でしょうか?


野口先生
野口先生

看板だけで上がるなら、教室の前で通知表を掲げるだけで満席ですね(笑)。大事なのは、お子さんの答案を見て作戦を変えられるかです。


ステママ
ステママ

体験授業では、先生の話しやすさだけ見ていました!


野口先生
野口先生

相性も大切です。そこへ「何を、どう直し、何で成果を確かめるか」の質問を足しましょう!

【今回の真実】

成績が上がる塾は、看板や授業形式だけでは決まりません。お子さんの目標と失点原因を見つけ、授業外の練習まで設計し、次の結果から計画を直せる塾を選びましょう。

 

①成績が上がる塾は「改善の一周」が見える

「結局、どの塾なら成績が上がるの?」と塾名を知りたくなる気持ちはよく分かります。
でも、同じ塾の同じ教室でも、伸びる生徒さんと伸びにくい生徒さんはいます。

見るべきなのは有名かどうかより、次の流れがつながっているかです。

成績を上げる改善の一周

目標を決める
→答案や学習状況から原因を探す
→原因に合う授業をする
→宿題や自習で一人で解く
→小テストや学校の結果で確かめる
→次の授業を調整する

目標を決める、原因を探す、授業で直す、一人で解いて確かめる、次の授業を調整するという改善の流れが矢印で一周つながっている図解

授業で「分かった!」となっても、テストでは先生が隣にいません。
説明を聞く時間だけでなく、ヒントなしで解く時間が必要です。

そして、結果が出なければ、教材、戻る単元、宿題の量などを見直します。
この一周を具体的に説明できる塾が、成績を上げる土台を持つ塾です。

私が多くの生徒さんを見てきて感じるのは、伸び始めたご家庭ほど「今週は何を直しているか」が短い言葉で共有できていることです。
反対に、「とにかく授業を受けています」だけでは、どこが変わったのか見えません。

 

②まず何の成績を上げたいか決める

制服姿の生徒が机で手帳を開き、色分けした付箋を貼りながら、上げたい成績と確認する日を決めている手元の様子

塾を探す前に、上げたい「成績」を一つ決めましょう。

●学校の定期テストの点数
●通知表の評定
●模試の偏差値や志望校判定
●苦手単元の理解度

これらは同じようで、必要な対策が違います。
定期テストなら学校の進度や範囲表との連動が重要ですし、受験なら志望校の出題に合わせた演習が必要です。

たとえば「数学を上げたい」だけでなく、「次の定期テストで、連立方程式の文章題を自力で解けるようにしたい」まで絞ると、塾側の提案も具体的になります。

ここが曖昧なままでは、塾が熱心に教えてくれても、保護者が期待した数字と別の所を伸ばしてしまうことがあります。
「何を・いつまでに・何で確認するか」を決めてから、塾を比べてください。

 

③授業形式より、お子さんの止まり方で選ぶ

図書館の机で、私服の中学生が問題集を前に鉛筆を持ったまま手が止まり、どこでつまずいたのか考え込んでいる様子

集団指導、個別指導、オンライン指導のどれが一番かは、一律には決められません。
授業形式より先に、お子さんがどこで止まっているかを見ます。

周りと競うと集中でき、授業の進度にもついていけるなら、集団指導が力になることがあります。
反対に、前の学年の内容まで戻る必要がある、質問のタイミングを逃しやすい、教科によって理解度の差が大きいなら、個別に調整できる形が合いやすいでしょう。

通塾時間が負担になっている、近くに合う先生がいない場合は、オンライン指導も選択肢になります。
ただし、どの形式でも「自習できます」で終わらず、何をどれだけ行い、誰が確認するのかまで聞くことが大切です。

良い形式を探すのではなく、お子さんの止まり方を解消できる形式を探すのが順番です。

また、大手か個人塾かだけで決めないでください。
実際に通う教室の責任者、担当予定の先生、学校別対策の運用まで確かめたほうが、入塾後の姿を想像しやすくなります。

 

④体験授業で確かめる5つの質問

塾の面談席で、保護者が質問を書き出したノートにペンを添えながら、向かいの塾スタッフの説明を聞いている様子

体験授業には、直近の答案、テスト範囲表、学校で使っているワークを持っていきましょう。
手ぶらで受けるより、塾が実物をどう読むかを確かめられます。

次の5つを質問してみてください。

体験授業で聞く5つの質問

●この答案で、最初に直す原因はどこですか?
●授業では、どの教材のどこから始めますか?
●授業外では、何をいつまでに行いますか?
●一人で解けるようになったか、何で確認しますか?
●次の結果が動かなかったら、何を変えますか?

良い答えは、豪華な言葉ではなく具体的です。
「基礎から丁寧に」ではなく、「この計算で止まっているので、前の単元の例題に戻り、翌週に何も見ず解いて確認します」と説明できるかを見ます。

もう一つ、説明の大半を保護者に向けるだけでなく、お子さん本人の話を聞いているかも大切です。
続けるのは本人ですから、分からないと言える空気があるか、説明後に自分で解く時間があるかを観察しましょう。

体験授業の目的は「楽しかったか」だけでなく、答案から具体的な改善案が出るかを確かめることです。

 

⑤実績や成績保証は条件まで読む

保護者が虫眼鏡で塾の契約書の細かい条件を読み、手元に電卓とメモを置いて費用の総額を確かめている様子

検索結果には「成績アップ率」「合格率」「成績保証」など、魅力的な数字が並びます。
数字を見るときは、良し悪しをすぐ決めず、対象者、対象科目、比較した期間、欠席や宿題などの条件、自社調べか第三者調査かを確認しましょう。

実際に、公式サイトで成績向上率の対象期間や対象学年を示す塾もあれば、成績保証について受講科目、入塾時点の点数、講習参加、欠席・宿題など細かな適用条件を設ける塾もあります。
大きな数字より、わが子がその集計や保証の対象に入るかを見ることが大切です。

費用も月謝だけで比べず、入会金、教材費、季節講習、テスト代、設備費を含む総額で確認しましょう。

なお、すべての契約に一律で当てはまるわけではありませんが、消費者庁の特定商取引法ガイドでは、一定の期間・金額を超える学習塾の契約を特定継続的役務提供の対象とし、契約前後の書面交付、クーリング・オフ、中途解約などのルールを案内しています。
長期契約を急いで決めず、授業内容、総額、期間、解約条件を紙で受け取りましょう。

 

⑥入塾後は最初のテストで仕組みを点検する

塾の机で、私服の生徒と女性講師がテスト結果のグラフを指しながら、次に何を変えるかを話し合っている様子

入塾したら、すぐに大幅な点数上昇だけを求めるのではなく、最初のテストを「改善の一周が動いたか」の確認に使います。

●授業で扱った問題を一人で解けたか
●宿題の実施状況を塾が把握していたか
●学校の範囲と授業内容がつながっていたか
●結果を見て次の変更点が決まったか

点数が動かなかった場合も、ここが確認できれば原因を絞れます。
逆に、答案を見ずに「本人のやる気次第です」で終わり、次の具体策が出ない状態なら、早めに面談を申し込みましょう。

成績が上がる塾とは、結果を約束する塾ではなく、結果が出るまで改善を止めない塾です。

塾選びは、お子さんを責めるための作業ではありません。
今の困り方に合う助けを探す作業です。
答案一枚を持って体験授業へ行き、5つの質問への答えを比べれば、広告だけで選ぶよりずっと納得できる判断になりますよ!

 

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