

明治大学は漢文が出ないと聞きました!参考書を本棚の奥へ送ってもいいですか?

ちょっと待った!文学部や共通テスト利用まで、本棚の奥へ一緒に送らないようにしましょう。

大学名だけでなく、学部と入試方式まで見るんですね。

その通りです!自分が受ける方式を先に固定すれば、漢文をどこまで勉強するかもすっきり決められますよ。
【今回の真実】
2027年度の明治大学入試では、漢文の必要度は学部と方式で変わります。文学部の学部別入試と共通テスト利用では対策が必要ですが、全学部統一入試では国語から漢文が除かれます。
①明治大学の漢文は学部と方式で決まる
②2027年度の漢文出題を早見表で確認
③文学部志望者が優先する漢文対策
④漢文の独立問題がない学部の注意点
⑤受験方式から逆算する3ステップ
⑥最後は最新要項と過去問で確定しよう
①明治大学の漢文は学部と方式で決まる

先に結論からいきましょう!
「明治大学では漢文が出る」「明治大学では漢文が出ない」のどちらか一方で覚えるのは危険です。
2027年度の公式入試ガイドを見ると、文学部の学部別入試では国語に漢文を含みます。
一方、全学部統一入試では文学部を含めて国語から漢文が除かれます。
さらに、大学入学共通テスト利用入試で国語を使う場合は、文学部の欄で漢文を含むことが明記されています。
つまり、最初に確認する順番は「大学名→国語」だけでは足りません。
ここが決まれば、漢文を本格的に勉強するのか、基礎だけ残すのか、入試科目として外すのかを判断できます。
②2027年度の漢文出題を早見表で確認
明治大学の2027年度入試ガイドにある区分を、受験勉強の判断に使いやすい形で整理します。
| 受験する学部・方式 | 漢文の扱い | 勉強の判断 |
|---|---|---|
| 文学部の学部別入試 | 国語に漢文を含む | 漢文対策が必要 |
| 全学部統一入試 | 国語から漢文を除く | この方式だけなら漢文は試験範囲外 |
| 文学部の共通テスト利用入試 | 国語に漢文を含む | 共通テスト漢文の対策が必要 |
| 法・商・政治経済・経営・国際日本の学部別入試 | 漢文の独立問題は出題しない | 独立大問向けの勉強は不要 |
| 農・情報コミュニケーションの学部別入試 | 国語から漢文を除く | 漢文は試験範囲外 |

特に大切なのは、「漢文を除く」と「漢文の独立問題は出題しない」を分けて読むことです。
たとえば国際日本学部は、公式の「出題のねらい」で、漢文だけの大問は出さないものの、現代文や古文の設問内で漢文知識を問う可能性があると説明しています。
「独立大問がない=漢文知識が一切問われない」と早合点しないようにしましょう。
表を見て「自分の学部は独立問題なしだから、漢文は一秒も見なくていい!」と思った人はいませんか?
その判断をする前に、過去問の古文と現代文に漢文由来の小問が入っていないか、一度だけ確認しておくと安心です。
なお、理工学部や総合数理学部などは、そもそも受験方式によって国語を使うかどうかから確認する必要があります。
③文学部志望者が優先する漢文対策

文学部の学部別入試を受けるなら、漢文は「余った時間で触れる科目」ではありません。
現代文・古文と同じ60分の国語の中で処理するため、知識を思い出す時間まで短くしておく必要があります。
対策は、次の順番で進めると迷いにくいです。
①返り点と書き下しを固める
②再読文字・否定・使役・受身・反語などの基本句法を覚える
③重要語の読みと意味を確認する
④短い文章で主語・理由・結論を追う
⑤明治大学文学部の過去問を60分通しで解く
上位の対策記事や過去問分析では、明治大学文学部の漢文で書き下し、返り点、口語訳などが重視されるとされています。
だからこそ、最初から難しい文章を大量に読むより、白文を見て返り点を付け、書き下し文に直せる基礎を先に固めるほうが効果的です。
知識問題を一問ずつ解けるようになったら、最後は現代文・古文・漢文を続けて解きます。
漢文だけなら解けるのに、通し演習では時間が残らないという状態を防ぐためです。
④漢文の独立問題がない学部の注意点

文学部以外を志望する人は、「漢文を全部やるべきか、全部捨てるべきか」の二択にしなくて大丈夫です。
まず、自分の方式が公式資料で「漢文を除く」と明記されているなら、明治大学のその方式に向けた漢文演習の優先度は下げられます。
英語、現代文、古文、選択科目など、実際に得点へつながる範囲へ時間を回しましょう。
ただし、「漢文の独立問題は出題しない」という表記なら話は少し変わります。
独立した漢文読解の対策は減らせても、返り点や書き下しの初歩まで完全に捨てるとは限りません。
古文や現代文の本文に漢文由来の表現が入り、小問で知識を確認される可能性があるからです。
また、明治大学の個別入試で不要でも、併願校や共通テスト利用で漢文を使うなら勉強は必要です。
科目を切る判断は、第一志望の一方式だけでなく、受験予定校すべてを一枚に並べてから行いましょう。
⑤受験方式から逆算する3ステップ

ここまでを、実際の勉強計画に落としましょう。
ステップ1:受験予定を表にする
大学名、学部、年度、方式、国語の範囲を書き出します。
「明治大学文学部」だけで止めず、「文学部・学部別入試」のように方式まで一組にするのがポイントです。
ステップ2:漢文の必要度を3段階に分ける
A:独立した漢文が出るので本格対策
B:独立問題はないが基礎知識は残す
C:公式に漢文を除くので、その方式向けの対策はしない
受験校のどこか一つでもAがあれば、漢文の基礎から過去問まで学習計画に残します。
Bだけなら、学校で習った返り点・重要句法の復習と、該当学部の過去問確認を優先します。
Cしかなければ、漢文に使う予定だった時間を他科目へ移せます。
受験勉強では、やることを増やすだけでなく、根拠をもって減らすことも大切です。
浮いた時間を英語や古文などの必要科目へ回せれば、「漢文をやらない」という判断も立派な得点戦略になります。
ステップ3:過去問で勉強量を調整する
必要度を決めたら、早めに一度だけでも過去問を見てください。
解けるかどうかだけでなく、出題位置、解答形式、時間不足になる場所を確認します。
大学全体の評判より、自分が受ける学部・方式の問題冊子のほうが、勉強量を決める材料として正確です。
⑥最後は最新要項と過去問で確定しよう

今回の整理は2027年度入試の公式資料に基づいています。
入試科目や範囲は年度によって変わる可能性があるため、出願する年度の一般選抜要項で最終確認してください。
明治大学は公式Q&Aで、一般選抜の過去問題を配布していないと案内していますが、2026年度の入試問題・解答例・出題の意図は公式サイト上で公開しています。
市販の過去問題集も使いながら、自分が受ける方式を確認しましょう。
●受験年度は合っているか
●学部名だけでなく方式まで合っているか
●「除く」と「独立問題なし」を区別したか
●共通テスト利用と併願校も確認したか
●過去問を60分通しで解いたか
漢文を勉強するかどうかは、苦手だからではなく、受験方式で必要かどうかを確認して決めるのが正解です。
必要なら基礎から積み上げれば間に合いますし、不要ならその時間を得点源へ回せます。
まずは募集要項を開き、自分の学部と方式に印を付けるところから始めてみてくださいね!




①受験年度
②志望学部
③学部別・全学部統一・共通テスト利用のどの方式か